ただ下着の上から手を当てられているだけなのに、ムラムラしてしまう。
痴漢の手は表面を撫で回すかのように、円を描く。そしてそのままゆっくり中指を私のアソコの割れ目にスライドさせた。
下着の上から優しく割れ目を擦られる度に、布が擦れて気持ち良い。
この痴漢は久しぶりに上手い人だ。
「……っん……」
そんなことを思っていると、割れ目を優しく擦っていた痴漢の手に力が加わった。そしてその手は私の一番敏感な粒――クリトリスを下着の上から擦り始めた。
「……っん、ゃ……」
気持ちいい……!
私は直接触ってほしくて、偶然を装って腰を揺らし、クリトリスを痴漢の中指に押し付けた。
痴漢は息を少し荒くし、下着の中に手を入れた。
ところで、一旦電車が止まる。この電車は急行だが、何駅かに数回は止まるのだ。
だけどここは車内の隅っこ。目の前には壁、後ろには痴漢。――まったく問題ない。
故に痴漢の指は止まらない。
動き出した電車と共に、痴漢の指は私のクリトリスを直接触り通過していき、その奥の茂みに潜む穴に指を埋めた。
そこはヌルヌルになっていて、痴漢の指が上下する度にいやらしい音がチュプチュプと鳴り、より一層、蜜が溢れだした。