『あの…俺女だけどいいの?』
とりあえず綾香に確認した
俺自身は同性と付き合うのにはなんの抵抗もなかった
『…同性でもいい…綾香…竜の事好きなの!』
綾香の必死な姿に
思わず可愛いと思ってしまった
それから俺達は付き合いを始めた
でもやはり離れてるから逢うことが出来ず
メールの中で愛し合っていた
キスも……
セックスも……
でもそんな事を繰り返していたら逢いたい気持ちが募る一方だった…
どうやら人を好きになった事のない俺が
綾香を好きになってしまったようだった
この事には自分でも驚いた
「最初は友達だったのに…今はこんなに愛しいなんて…」
俺は今必死にバイトをしている
必死に働いて車をとって綾香に会いに行くつもりだ