友達と遊んでいて、遅くなってしまった。
あたしは高校二年生、16歳。
走って乗り込んだ終電は、酔っ払いや仕事で疲れたような人たちでギュウギュウ。
お酒やサラリーマン特有の頭の油のむわっとしな臭いの中、隅っこで壁にもたれていた。
降りる駅まで50分…家につく頃には日付が変わってしまう。
親に怒られちゃうな…
少し憂鬱になり下を向いていた。
暫く電車に揺られていると、スカートの上から何かがあたしのおしりを押し上げているのを感じた。
硬さからして、傘の取っ手みたい。
こんなギュウギュウだし、仕方ないかと気にしないようにしてた。
でも、その押し上げ方が段々強くなる…
ぐりぐりとお尻の割れ目が刺激されて、たまらず吐息を漏らすと、急に傘は引っ込められ、ぺたりと手のひらがお尻に触れた。
痴漢だったのだ。