俺は優翔(ゆうと)。
ピチピチ高2(笑)
この春、この成精学園に親のコネで入学することになった。(しかも男子校…)
それが悪夢の始まりだとは知らなかった…
「お…ここか。かなりデカイなこりゃ…」
なんとも豪華な学園。
無駄なとこに金かけるからコネでも入れたんだろな。←
「あれれ?転校生?」
ボーとして突っ立ってた俺に声をかけてきたのはいかにもこういうBL小説に出てきそうな可愛い系の奴。
目が丸くて童顔だけど綺麗な整った顔立ち。
髪はダークブラウンの猫っ毛。
「…ああ、そうだけど。てか職員室どこ?ここ広すぎて迷いそう」
「じゃあ案内するよ!」
満面の笑み。
テンション高…
てかこいつ本当に
男か?萌え系?
「はい、ここだよ」
「あーわりぃな」
「じゃあ僕はこれで。これからよろしく♪君に会えて良かったよ」
「?ああ俺も」
ガラッ
「失礼します。転校してきた中谷優翔です。」
「おー中谷君か。俺がこれからお前の担任になる。よろしく。教室ヘ行くか」
「はい」