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『ごめんなさい車どこかわからなくて迷ってたの』見苦しい嘘をつき恐る恐る顔を上げると…
そこにはポカンとした表情で、おじさんが立っていた。
ホッとして匿ってもらえるよう頼みこんだ。
おじさんは私が隠れていたトラックのドライバーで、私と同じくらいの娘さんがいるらしく家に帰るよう説得されたが、頑なに拒否し荷物の届け先まで連れて行ってもらえることになった。
何時間か経ち…その町に着き私は頭をさげ感謝の気持ちを精一杯伝えた。
いろんな人がいるな…今日だけで人間の様々な部分を垣間見た。
…続く