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蓮くん

 2008-05-04投稿
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私たちは、皆を起こし、それぞれ家に帰っていった…
私と男は、最後まで見送りをし、2人で帰ることになった…

男はとても格好よくて、酔いもあってか、思わず惚れてしまいそうだった…

『そういえば〜…君の名前は?』

『私?…私は、水野清香です。あなたは?』

『俺は〜…相場蓮。』

相場 蓮…

何処かで聞いた事のあるようなぁ〜…

『もしかして…覚えてない…?』

男は私を知っているみたいだった。

『えっ!?…何だか思い出せなくて…』

私は、卒業したと同時に彼の事を忘れた…

忘れたかった…

『そっか〜…しょうがないよなぁ…しゃべった事も無いし…俺の片思いだったからさぁ〜…』

男は少し恥ずかしそうに、淋しそうな顔をした…


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