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 2008-05-06投稿
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「…ン…ハッ……ヤメ…!」


俺は頭がおかしくなりそうなのを抑えて、睦月をおもいっきり突き飛ばした。


「ハァ…ハァ…ッ」

「すいません……今日はよく突き飛ばされますね。」



…なんで…そんな冷静に…


何を喋ればいいのか…どうしたらいいのかも分からず、無意識に腕で口を押さえながら、ただ突っ立っていた。



「…真矢………。」


スッと睦月の腕が近づいてきて、俺は抱き寄せられそうになった。


けど、俺はそれをふりほどいた。


「なんなんだよ……
なんでこんな事…、
俺が好きだって言ったからからかったのか!?」


「違います。
私も真矢が好きだったんです…。一目見た瞬間から。」

「……?」


何…を言ってるのかわからない。


「昨日初めて真矢に出会って、自分でもどうしてだか分からないのに、どうしようもなく愛おしくて仕方がないのです…。」


「…そんなっ…。」


「好きです。」


そう言って再び体に回された腕を、振りほどく事ができなかった。

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