[PR]
i-mobile

隠れんぼ 9

ザクロ  2008-05-19投稿
閲覧数[6574] 良い投票[0] 悪い投票[0]

あれから家に戻った私はすぐにシャワーを浴びた。
髪の毛にまとわりつくおじさんの匂い…
イヤとか気持ち悪いとかじゃなくて、あまりに衝撃的過ぎて、うろたえた私。
動揺は後から襲ってきた。

髪をくしゃっとする優しい手…
柔らかいまなざし…
包んでくれる笑顔…
血走った獣の目…
動物の本能みたいなあの腰の動き…

夢だったのかも知れない…
あまりに一瞬の出来事…

小学生のあの時、おじさんはやっぱり…
シャワーを浴びながら…私は夢中で指を…

我慢…できなかった…


「ちょっとりぃ子、聞いてる?」

そんな調子で、その日はずっとぼんやりと過ごした…



夜8時…

明日が土曜日なので、家には山根さん夫婦が来ていた。

「ほう、りぃ子は免許取ってたのか」
「え、はい…」

おじさんは憎らしいぐらい平静だった。何もなかったみたいにまったくいつもと変わらない笑顔…

「お姉ちゃん、運転したいんでしょ?おじさんに頼んだら?」

え〜?

お母さんが説明する。

「免許取りたてでしょ?運転させろってうるさくて」

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ザクロ 」の官能小説

もっと見る

その他の新着官能小説

もっと見る

[PR]
i-mobile
オススメ広告


▲ページトップ