「そう言わずに行っとけよ。知らないぞ」
「そんなこと言っても…」
「ほら、川原に降りてみよう」
「え〜…」
「ここなら誰も来やしないよ」
まあ…多分そうだけど…
でも、がまんする自信もなかった。きっと緊張が緩んだせいだ…
「ここで見張っててやるから」
おじさんは川原の草かげの入口に立って向こうを向いた…
私は恐る恐る草むらに足を踏み入れた…
辺りを見回して…、短パンをずらす。
「りぃ子…」
わ、やだ話しかけないで。しゃがみかけて私は止まった。
「お父さんやお母さんに…言わなかったんだな…」
……………
向こうを向いてたおじさんが……私の方へ歩いて来た……
私は短パンを膝まで下ろしてた…ギュッと脚を閉じて手で前を隠したまま…中腰の状態…
あの目………動けない……
(さぁ…)
催眠術にかけられたみたいに…そこにしゃがんだ…
おじさんも…私の前に…同じようにしゃがんだ…
静か…
太ももの内側に…くすぐったいような感触…