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隠れんぼ16

ザクロ  2008-05-19投稿
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おじさんの袖を掴んだ指に力が入った!
!!限界!!

ジョロ…

仕方ない…もう限界なんだもん!

ジョロ…ジョョョ〜…

はッ…ック… おしっこ…漏らしちゃったんだ………



潮が引くように、熱いうねりがおさまり始めた…

心地よい風が頬をくすぐる。

おじさんは静かに私から離れた。

息を整えて立上がる。軽い立ち暗みを感じながら、私は失禁で汚れた下着を丸めた。


少し足が痺れたみたい。おぼつかない歩き方で車に戻ると、おじさんは運転席に座ってた…

無言で助手席に着くと、車は走り出した。

景色なんか、もうほとんど見えていない…おじさんの顔も恥ずかしくて見ることができない…
うつむいているうちに…車は舗装道から外れた。揺れが激しい薄暗い道をおじさんはゆっくりと進んだ…

見えるのはうっそうとした林…
車がやっと一台おさまるような場所に…車は停まった…

なりゆきを伺う私をよそに、おじさんは運転席から降りて、ドアを開けてくれた…

その目に導かれるように、私は後部座席に…

車内は、ウチの車よりずっと広い。

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