おじさんの袖を掴んだ指に力が入った!
!!限界!!
ジョロ…
仕方ない…もう限界なんだもん!
ジョロ…ジョョョ〜…
はッ…ック… おしっこ…漏らしちゃったんだ………
潮が引くように、熱いうねりがおさまり始めた…
心地よい風が頬をくすぐる。
おじさんは静かに私から離れた。
息を整えて立上がる。軽い立ち暗みを感じながら、私は失禁で汚れた下着を丸めた。
少し足が痺れたみたい。おぼつかない歩き方で車に戻ると、おじさんは運転席に座ってた…
無言で助手席に着くと、車は走り出した。
景色なんか、もうほとんど見えていない…おじさんの顔も恥ずかしくて見ることができない…
うつむいているうちに…車は舗装道から外れた。揺れが激しい薄暗い道をおじさんはゆっくりと進んだ…
見えるのはうっそうとした林…
車がやっと一台おさまるような場所に…車は停まった…
なりゆきを伺う私をよそに、おじさんは運転席から降りて、ドアを開けてくれた…
その目に導かれるように、私は後部座席に…
車内は、ウチの車よりずっと広い。