天気のいい日…
こんな日は裏山で隠れんぼもいいな…
勝手口でおじさんが呟くと、無言で私もついて行く…
家では家族とおばさんが仲良く会話してるに違いない…
「隠れんぼ…りぃ子は好きか?」
私は恥ずかしくておじさんにおでこをくっつける。
「あの時の傷は残らなかったんだね…」
しゃがんだ私の膝小僧を見て、おじさんは静かに私を見た…
シャラシャラ…
笹の葉音が吹いてくる…
(おじちゃん……いじって…)
優しいおじさんの目が…
びしょびしょのアソコを慰めてくれる私だけのおじさん…
もう…どうしようもない…
隠れんぼは…やめられない。
(完)