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ピッチャー・イン・ナイター

♪ドン☆マイ♪  2008-05-27投稿
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「ナオ・・・よく言った。それこそ、本当のお前だ。・・・こんな、誠実なやつに・・・俺は・・・・・・畜生・・・」


「・・・どういうこと、ですか?」




「俺はずっと、自分がナオの先輩で、軽く友達って感じでいたつもりだったんだ。・・・でも・・・」


「時々、お前の笑顔を見るたびに・・・お前の・・・ナオのこと、もっと知りたい、って・・・思う、ように・・・なったんだ・・・」

「兄貴、それじゃあ・・・」

「ナオ、俺・・・本当は、この気持ち・・・捨てたかったんだ。ナオはやっぱ、普通に彼女とか作って、その娘と仲良く過ごしてたほうが、お前の性(ショウ)に合ってるって・・・ ・・・!」


雄次郎は言葉を失った。


直哉が、自分に口付けている。




直哉は静かに口を離すと、少し恥じらうように言った。





「僕・・・兄貴に、なら・・・・・・抱かれても・・・いいです」





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