「啓一…!!あっ、ぅ!」
ケイイチと呼ばれた男は、どこかのホテルの一室で同僚の女性社員と今日もいつものように交わっていた。
「やっぱりお前が一番だ…!!はぁ!は…ぁ!」
啓一には妻がいた。
二十歳の若い妻、真由子が。
しかし、自分の妻とは一度も体の関係を持ったことが無い。
「やぁああ!!!は、激しい!啓一…今日…!!激しいぃぃ!」
ベッドがガタンガタンと揺れ、軋んだ。
女は豊満な胸を揺さぶって、突き上げられた衝撃に悶えた。
「まだイクなよ…!ほら、もっともっと激しくなる…!!」
ガタガタガタとベッドが大きな音を立て、上下する二人の衝撃を物語った。
「ぁぁああ!!!そこ、ダ…ダメ、ああ!!」
啓一は動き続け、果てる女をさらに絶頂に追い込んだ。
「啓一ぃぃ!!もうイクゥッ!!」
ガタッと大きく振動し、二人は同時に果てた。
「まだ奥さんとしてないんだ?」
「当たり前だろ…アイツにはまだ早い。」
「何よそれ、二十歳ならもうとっくに分かってるハズだけど。」
「俺たちみたいなのは早いって言ったんだ。こういうのはお互いに気持ち良くなれなきゃ、やる意味ないからな。」
「まだお子様なの?」
「家事は満点だがな…これだけ零点だ。」
「してもないのに分かっちゃうんだ。すっごーい!」
「いや、従順過ぎるんだ。アイツから求めてくるまで俺は相手はしない。アイツはまだ子供(ガキ)をつくるための行為だとしか思ってない。アイツが気持ち良くなりたいと自分から思わなけりゃな。」
「そうだよね〜。こんなにカラダが敏感になれることなんて他にないもんね。」
二人はキスをしながらまたカラダを重ね合わせた。