「ってぇ、私も脱ぐのか」
「“その方がわかりやすい”って言い出したのは、チィちゃん自身だよ」
「いや、確かにそうなんだけど…」
同じ部屋の中で全裸の女の子が二人きり、しかもアダルトグッズを間に挟んで向かい合うという異様な光景。
二人とも互いを意識したこともレズっ気もなかったが、さすがに胸はドキドキするし、顔も紅潮する。
「じゃ…じゃあさ、まずはこの『ローター』からやってみようか」
どうしても声がうわずってしまうのを誤魔化すように、慌ててグッズの一つを手にする。
「…あ、あのね、チィちゃん」
「ん?」
「…やさしくしてね」
視線を泳がし、顔を赤らめながら言うレイナ。
今まで胸を隠していた両手も下げられる。あらわになった乳首はレイナらしい綺麗なピンク色をしているが、上気した肌にうっすらと浮かび上がっている歯型が妙に艶(なま)めかしい。
その乳首が見てる間に徐々に隆起してるのを見て、自然と千里の手がのびる。 「ンっ」
軽く触れただけなのに、レイナが声を漏らす。
その反応を見ると、さらにゆっくりと乳首の周りを指でなぞって焦らして、不意に乳首を弾く!