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隙間から

 2008-06-11投稿
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私は玄関に辿り着いた。

『はぁ、はぁ〜…』

息が整わない内に、私は靴を履き、学校を後にした。

家に着くと、バッグに付けているキーホルダーが無くなっている事に気付いた。
『あっ!!ヤバいよぉ〜!!もしかして…あの時…!!』


私は考えた末に、代わりのキーホルダーをバッグに付けることにした。


次の日…

私は何もなかったように、教室に入った。


『おはよう〜鈴木君』

『…ぉっ!!おはよう〜』

鈴木君の様子が違った。

(やっぱり、昨日の事…)
『水野さぁ〜…キーホルダー落とさなかった?』

私は突然の事に動揺した。
『ぇっ…?…落としてないよ〜!!…何で?』

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