初めてのキス、そう私は今なりみにファーストキスを奪われているのだった。私なんて最低な女なんだろうと思うより先に、初めての快感に酔い痴れなりみからの舌を受け入れ絡めていったのだった。体が物凄く熱くて、思考回路が止まってしまう。このままじゃだめだよね…
「ん、なりみ待って。」私はなりみを押しやった。
「ごめんっ、アタシ‥やっぱり‥。」
「ううん、謝るのはこっちのほうだょ。ごめんね、ありかの事本気で好きなんだよね?」
「うん。」
「ちょっと悪ふざけし過ぎたね。まぁそういうのはゆっくり覚えて行こうか。」頭をポンポンとなでられる。私はコクリと頷いた。
「でも何かすごい恥ずかしいけど感じちゃった、それでね何か‥下の方がむずむずしてて‥」「ハハッ、それって濡れてるんだよ。後で自分で触ってごらん?それとシャワーであそこに当てるとすごく気持ちいょ。」
「それってオナニーってヤツでしょ?絶対ムリ。」笑いながら否定したけど興味がないわけではなかった。正直なりみとキスだけで終わってしまった事で物足りなさを感じていたからだ。
「はいはい☆じゃあもぅ自分帰ろうね。明日、言った事ちゃんとやってくるんだよ?」
「うん。分かってるょ、ホントにありがと。じゃあ明日学校でね〜。」
「うん、ばいば〜い。」なりみが帰るとしばらくベッドに横になりさっき起こった出来事を思い出していた。(ファーストキスはありかとが良かったな…まぁ勉強になったのはいいけど。)横にある抱き枕を持ってありかがいる事を想像していた。(ありか…好きだょ。)私は枕にキスをしていた。(唇って、柔らかいんだなぁ。)私はそう思いながらしばらく天井を見つめ、起き上がるとお風呂場へと向かった。制服と下着を脱ぎ捨てると気になる下の方に手を滑らせた。ヌルッとした物が私の指に絡み付いた。「すごい、ほんとに濡れてる…」嗅いでみるとツンとした酸っぱい匂いがした。こんなイヤらしい自分を発見した事で落ち込む私であったが人間やっぱり欲望には勝てなかった。
シャワーで濡れた指を洗い流しなりみの言った言葉を再現するようにシャワーをあそこに当ててみた。その瞬間想像以上の衝撃が私を襲った。
「あッ、ん‥」私は思わず手で口を押さえた。親が帰って来て変に思われるのは避けたいからだ。私は手摺につかまって必死に声をころして激しい水圧に絶えていた。