一輝と菜月は、幾度も激しく求め合い、快楽の愛欲に墜ちてしまった。一輝にベッタリと寄り添う菜月…。一輝は、真剣に菜月を心から愛しく思い、出来ることなら、側にいてほしいとまで想っていた。そして、愛する菜月を抱いた…。男として当然責任ある行動をするべきだと…。「菜月…。」「菜月…前々から話そうと思っていたんだけど、俺に菜月の全ての面倒をみさせてくれないか?…つまり…。男女の仲に、年の差なんか関係ないよ。」菜月は、戸惑いながらも、一輝が言う事は、察しがついた。つまり愛人…「一輝さん‥何も言わないで。」菜月の正直な気持ちは、奥様に申し訳ないと思った。しかし、その反面、菜月も一輝さんの側にいたい。大切な一輝さんを失いたくないと…。一輝は、この夜、菜月と一夜を共にし、マンションに泊まった。菜月を説得する一輝。「でも、稽古がある時は、菜月に会えないけど我慢できるよね。その代わり、舞台の葉月一弥を観に来てくれるよね。俺…菜月に逢いたいから」…「私を抱いたように、会えない時は、あんなに激しく、奥様を抱のかと思うと…」菜月は、奥様に少しだけ、嫉妬を焼き、一輝にも嫉妬しながら菜月は、激しく、おねだりをした。