「信です…よろしく。」
隼斗は年も近そうで
話しやすくて
少し力が抜けた。
「信、お前髪の色変わってるな……」
僕の髪は白かった。
「そういう隼斗も、金にちかいよね…。」
明るい茶色ぽかった
「まぁな、こんなのそこら辺にいるだろ?」
「そうかな?」
「いるよ。
そういや、王様の部屋に戻らなくていいのか?
そろそろ戻ってくると思うけど。」
「そうなんだ。
そろそろ戻るよ。」
「1人で戻れるか?」
正直迷わずには無理だと思った
「自信はないけど、なんとかなるよ。」
「俺送ってやるよ。
まだ少し話したいし…。」
「ありがとう、助かるよ。」
王様の部屋まで
いろいろ話しながら歩いた
初めてここで友達が
出来た感じがして
嬉しかった。