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王様と白猫 5

 2008-07-04投稿
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「信です…よろしく。」

隼斗は年も近そうで
話しやすくて
少し力が抜けた。


「信、お前髪の色変わってるな……」

僕の髪は白かった。


「そういう隼斗も、金にちかいよね…。」


明るい茶色ぽかった

「まぁな、こんなのそこら辺にいるだろ?」


「そうかな?」


「いるよ。
そういや、王様の部屋に戻らなくていいのか?
そろそろ戻ってくると思うけど。」


「そうなんだ。
そろそろ戻るよ。」


「1人で戻れるか?」


正直迷わずには無理だと思った

「自信はないけど、なんとかなるよ。」

「俺送ってやるよ。
まだ少し話したいし…。」

「ありがとう、助かるよ。」


王様の部屋まで
いろいろ話しながら歩いた


初めてここで友達が
出来た感じがして
嬉しかった。

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