「なりみは知ってるんだょね?」
「うん、知ってる。応援してるし、付き合ってほしいなっても思うょ。」
頑張れというように背中んポンポンと押される。
「アタシの好きな人‥‥りか‥なの。」
「えっ?」
「ありかが好きなの!」
「えっ?うそだよね?」薄ら笑いを浮かべる。それを見てなりみは真剣に言った。
「本当だょ。」その一言でありかはこれは告白なんだと悟った。
(親友だと思ってたなりみが私を好き…?なんで‥?)
「いつからなの?」 「あの夜ありかに助けてもらった時から段々‥。」この空気にたえられなくなった私はありかの好きな所をどんどん喋り続けた。ありかの魅力に引き込まれていったこと、見た目はか弱そうだけどケンカが強いとこ(小さい頃から空手をやっていたらしく帯は茶色らしい。)知的なところ、我が道を歩むマイペースなところ。ありかの全てが好きなのだと告白をした。我ながらなんて大胆発言なんだ。段々私は恥ずかしくなってきていた。それを聞いていたありかは照れ笑いし、嫌な顔をせず真剣に聞いていた。
「なみありがと。でも、なみとは親友以上にはなれない。もちろんなみの事は好きだけど恋愛としての感情は持てないからごめんね。ほら私彼氏もいるし。」「え〜?つまんない。付き合っちゃえばいいのに。あんな男よりよっぽど愛してくれると思うんだけどなぁ。」なりみが言う。
「いいの。しかないょ、なんかごめんね困らせちゃって。」
「うん。まぁこれで親友の縁が切れたってわけじゃないから安心して。でもやっぱりさっきのキスは計画なの?」
「ううん、アタシが勝手に決めたの。ごめんね。」私はこの時なりみに感謝した。
その後もお酒のペースは進み、私達は罰ゲームなしで純粋にトランプを楽しんでいがありかはかなり酔っ払っているようだった。なりみはビール5缶めだというのに意識ははっきりしていた。そんなありかになりみはベッドで休むようにいった。うん、と言ったかと思うとありかはその場にねっ転がってしまったので仕方なく2人でベッドに寝かせてやった。私はありかの寝てる姿に思わず息を飲んだ、それもそのはず、ありかの服は露出度が高く、ミニスカートにノースリーブという格好だった。太ももがとてもエロティックで、理性がとびそうなぐらい私はその姿に興奮していた。