(いやだわ、部長さんたら、よってらっしゃるのね)気のせいだと思いそのままにしていたのですが、その手が除々に膝を撫で回しながらゆっくりと太腿にかけて這い上がってきたのです。
(えっ、うそ、やめてください)
心の中で拒絶しながらも夫の上司でもありまた奥さんの手前じっと我慢をしなら耐えていましたが、それをいいことに部長さんのいやらしい手が更にスカートの奥へと伸び指が太腿の付根の奥の敏感な部分に触れてきました。
(お願い、やめて、そこはだめ)
何度か部長さんを睨みつけ手を払いのけましたが、しつこく太腿の奥を這いまわり、マッサージでもするように優しく揉みあげてきます。それがとても心地良く不覚にも感じてしまったのです。
(やめてください、だめよ、いや)
私がたじろいでいると、すばやい動きで遂にパンストを膝のあたりまでずり下げてしまったのです。
(そっ、そんな)
こんな状態ではコタツから出ることも出来なくなってしまいました。