「はい、ドーゾ。買って来ましたよ!」
ふてくされた態度で乱暴に那緒の机にパンを置く。
「はい、ご苦労さん。じゃあ、次の命令は…」
「はぁ?ちょっと待ってよ(汗)もう、終りでしょ?」
「バーカッ罰ゲームつーのは大体24時間って決まってんだろ!つぅことで、6時間目の数学の宿題やってねぇからやっといて♪んじゃな♪」
男友達と教室から出ていく那緒。
「ありえない〜(涙)」
放課後、ドサッ!知奈実の机にカバンを置く那緒。
「……何?」
「持てよ。」
「……は?」
「奴隷なんだから俺の家までカバン運べって言ってんの。」
「ゲームには負けたけど、奴隷になったつもりないから!それに今からあゆ達(クラスの友達)とカラオケ行くんだから!」
「あ〜知奈実ちゃんってそ〜ゆ〜子だったんだぁ↓↓平気で約束破るのかぁ↓↓那緒くん、傷つくなぁ〜」
クラス中に聞こえる位の声量で、泣き真似までする。
慌てる知奈実。
「わかったよ!!(汗)言うこと聞けば良いんでしょ!もうッ!」