僕には27歳の義理の母がいる。
父が再婚すると聞いて、どんなお母さんがくるのかと思ったが、彼女を見て驚いた。
小顔で、綺麗というより可愛らしい顔立ちをしており、その容姿に不釣り合いなグラマーな身体を持っていた。
そんな若い義理の母との生活は思春期真っ只中の自分にとって、胸の豊かな膨らみを見るだけでも、思わず前屈みになってしまうという有り様だった。
そんな僕と義母が関係を持ったのは、夏休みに入った初日だった。
「おはよう。ヒロ君、夏休みだからって、あんまり遅く起きるのは駄目よ」
義母さんはそう言って、眠い目をこすりながらキッチンに降りて来た僕に微笑みかけながら、トーストとコーヒーを用意してくれた。「うん、そうするよ」
僕は義母さんの笑顔に照れながら、用意されたトーストを頬張った。
義母さんは歳の割には落ち着いた身なりをしており、今日は黄色のサマーセーターに白いスカート姿だった。
「そうだ、ヒロ君、今日から宿題を見てあげようか？」
「えっ！？」
僕は突然の申し出に思わず驚きの声を上げた。
「実は教師を目指してたの。だから、ヒロ君の夏休みの宿題を見てあげたいのよ」
義母さんは得意気にそう言いながら、胸を張った。
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