「彗…凄いよ…自分で腰擦り付けて、こんなに感じてるの…?」
虎太郎が、俺の耳元で呟く。
「あぁ…ふぁ…あっ…んっ…」
俺は、ひたすら腰を振る。
でも、足りない。
「こた…ろっ…も、動いてぇ…深く…ついて…あっ…」
「俺が動いたら、お仕置きにならないじゃん」
虎太郎は、ただ俺を擦るだけ。
俺からは、止めどなく蜜が溢れてるのに。
どんだけ腰を擦り付けても、達するだけの快感が生まれない。
俺は、イきたくて無意識に自分の胸の突起を摘まんだ。
「あっ…おねがっ…こたろっ…イかせてぇ…」
自分の胸をなぶり、腰を揺する。
それでも、まだ足りない。
「イきたい?」
虎太郎の問いに、俺はうんうんと、頷く。
「イかせてぇ…深く…して…」
ズン…
虎太郎が、深く腰を打ち付けて来る。
「あっ…ひっ…あぁぁ…」 欲しかった快感に、俺の体が、悦びに震える。
俺は、血の繋がった父親である、虎太郎が好きなんだと思う。
そう、認めざるを得ない。
変態呼ばわりされても、虎太郎とこうしてる時が一番幸せなのだ。
「こた…ろっ…あっ…あぁぁ…んっ…すきっ…」
「俺も、彗が好きだよ…」 虎太郎が、きつく俺を抱き締めながら、奥を突き上げる。