バイトは順調に進んだ。ホームセンターの昼のパートさんは年配の奥さんが多く、大学生の僕は親切にしてもらった。
田中くんよく動くし、私の周りの人にも評判いいよ
吉永さんが色々親切に教えてくれたからですよ
それでね、みんながもっと田中と親しくなりたいって事で明日歓迎会したいんだけど、どぅかな?
いいですよ
じゃあ夜七時に駅前の居酒屋ね
次の日
みんなが私ばかり話してるって怒るから
今日はありがとうございました。明日からはみなさんとも同じように親しくさせていただきます。
じゃあ今日はこれでお開きにします
吉永さん大丈夫ですか 自転車僕が押していきますよごめんね じゃあおねがいするわ 久しぶりに飲んで酔っちゃった
ちょっと酔い冷まして帰りますか そこの公園のベンチで休みましょう
ヨイショ
あー酔っちゃった みんな私ばかり田中君と喋るからやきもち妬いちゃって なんか優越感みたいになっちゃって
喋り終わると僕にもたれ掛かり寝てしまった
大丈夫ですか?
僕は背中を擦りながTシャツごしにブラジャーを感じていた。小さなイビキをかいたので僕は背中に回した右手を伸ばし右の胸に軽く触った。