「優子さん大丈夫ですかぁ〜?」
仮眠室のドアが開き幸子が心配そうに入ってきた。
「大丈夫です。 ご心配をおかけして申し訳ないです」 「あ、あの〜 幸子さん 私をここに寝かせてくれたの誰だか知っていますか?」
「ああ! 宮下さんだと思うわよ! 佐藤さんが入口で倒れてたから仮眠室に寝かせたって言いに来たから… 」
優子は目の前が真っ暗になった。 (宮下さんに私の恥ずかしい姿見られちゃった どうしよう……)
「あまり具合が悪いようなら今日は帰った方がいいわよ!」
「ありがとうございます。でももう大丈夫ですから。」 優子は立ち上がり調理場へ向かった。
優子は宮下の所へ行き 「仮眠室まで運んで下さってありがとうございました。 ご迷惑をかけてすみません。」と誤った。
「い、いえ それより佐藤さん大丈夫ですか?」
「はい! もう大丈夫です」 あの〜宮下さん、私……」 優子はもじもじしていると…
「良かった。 良かった。 大丈夫ならここお願いしますね!」そう言うと宮下は行ってしまった。 その日優子は昼間の事が気になりなかなか寝付けないまま朝からを迎えた……