日向菜の頬は赤く染まり
息を切らしながら
横たわっている
そんな日向菜をみると
神田はいっそう愛おしくなり
抱きしめてキスをした
日向菜「ん…」
そんな神田の想いが伝わったのか…
今度は拒絶しなかった
神田「ごめん…
もう俺好きすぎてあかんわ
このままやったらまた
日向菜を犯してしまう…
嫉妬に狂いそうになる
こんなに傷つけてしまって…
だからもう日向菜には近付かん…
すごい勝手やけど…ごめんな…」
神田は切なく苦しい表情で話す
日向菜「神田君のしたことは
正直すごい辛い…
でもそんなに想ってくれたことは
ありがとう
次好きな人ができたら
もうこんなことせんとき-ょ」
神田「うん…」
(たぶんずっと日向菜が好きやと思うけど)
そのまま神田は日向菜を家へ送り
二人はそれから1ヶ月間
一切関わらなかった
だがある日…
朝丘「好きやねん」
なんと朝丘が彼女と別れ
日向菜に告白してきたのだ
だが日向菜はあの日以来
朝丘のことはほとんど頭になく
神田の切ない表情だけが
頭から離れなかった
日向菜「ちょっと考えさせて…」