「っん!」
突然の事にかたまる俺。
そんな俺を気にせずチカの舌が俺の舌に絡む。
何分たっただろう。
やっとの思いでチカを突き飛ばした。
「てめぇ!」
「なんで怒るの?」
「ふざけんな!俺は
男だぞ!」
「それが?」
俺は冷静になった頭で考えた。
さっきチカとやってたのはマリちゃんじゃないか!
猛烈な悔しさと悲しさがこみ上げてきた。
「お前マリちゃんの 事どう思ってんだ よ。」
チカはクスッと笑って言った。
「暇つぶしかな?」
頭にきた。
一発殴ってやろうと思い、手を振り上げた。
バシッ
あれっ?
俺のパンチはチカに当たることなく、机にクリーンヒット。
その痛さに俺はうずくまった。
そして、
チカからの 攻めが始まる。