日が昇りはじめ、カーテンのすきまから朝の光が差し込む頃・・・
俺達は、ようやく風呂に入った。
2人で体を洗いあいっこしたり、泡を付け合ったり、
一緒にちっちゃい浴槽に入ってお湯をかけあったり・・・・
もう戻れない『あの頃』を思い出した。
小学生のときなんかは、何の恥じらいもなく一緒に風呂入ってたからな・・。
触れ合う白い肌の感触がとても気持ちよくて、俺は不覚にもまた勃起してしまった。
「あ・・・大きくなってる。」と、佳織が言う。
「仕方ねーだろ・・お前が横に居るんだから。」
「・・・そっか。」
「おう。」
「・・・・・ねぇ、」
「なんだ?」
「・・・・フェラとか・・・してほしかったりする・・・?」
「!?」
本気でびっくりした。佳織がこんなこというとは思ってもみなかった。
「やだったら・・・いいんだけど。」
「おまえは、したいのかよ?」
「・・・どっちでも。」
と、お互い恥ずかしすぎて訳の解らない会話になる。
というか、どっちも意地っ張りなので本当のことが言えなかっただけかもしれない。
仕方ないので、俺は言った。
「・・・・無理してまでそういうことやってほしいとは思わねえよ、
俺は性欲の捌け口みたいにしようとおもって付き合ってるつもりねえし。」
佳織の頭に手を置いて、さらさらの髪を撫でる。
「ふふっ・・・そっか!」と、なんか嬉しそうに笑う。
そのあと、かなり疲れたのか、俺達は夕方ごろまでぐっすりと眠った。
※2ちゃんねる