俺は自分の行為が
急に恥ずかしくなって、
誤魔化すように
チケットを取り出した。
「あ、あの!…明日ここで
ライブやるんだ。良かったら来てくれないかな?」
「…わかった、行くよ。
…………??ここって―…」
「どうした?」
「俺の家のすぐ近くだ。」
「ぇえ!!??…そうだったんだ……」」
俺は意外な事実に驚き、
何故か心拍数が上がった。
そして放課後―…。
「洋明。…お前、なんかさ
張り切ってない??」
「そんなこと無いよ!?
明日ライブだし、普通だよ!」
「そうかな…」
「そうだよ!」