「別れたのも最悪でさ、放課後教室でキスしてる所クラスの誰かに見られて
「うっわそれ悲惨だね〜」 そう!でもそれだけじゃないの、亜梨華は見られた事ですごく戸惑ってて、もちろん私もね。それがあって会話もしないまま次の日学校来てみたら黒板にヒドい事がいっぱい書かれてて、そこに亜梨華の元彼が現れて、亜梨華はこいつに無理やり襲われたんだって言い掛かりつけられてその後みんな私に向かって土下座コールしちゃうからもぅビビリまくりで怖かったんだから」その時を思い出して大袈裟に泣く真似をする
「それっきり、喋る事もなく中学を卒業したの」
「そりゃ未練たらたらですな」
「波乱万丈ですね」
「うん、写真見たい?」
「「見た-い」」
私は鞄から中学校の頃の写真を入れたアルバムを出した
「きゃあ〜若いね〃どれなのそのありかって人」
飲み会の時の写真だ
「右のが亜梨華で真ん中の人がなりみって子」
「すごぃ美人だね、なみって面食い?」
「うーんどうだろ、でも一目惚れだったからな‥。私中2の時知らない男に襲われそうになったの、睡眠薬で意識がなくなった後はどうなったか分かんなかったけど、意識が戻ったらベッドで寝ててね、そこに私と同じ制服を着た女の子が現れたの、すごぃ可愛い子が私の事を心配してくれてて、それが転校生の亜梨華だったの。男を退治してくれたみたいで、それから気になり初めて…って感じかな」
「へぇ〜それで男性恐怖症になりつつレズにね〜」
「でも私は亜梨華だけなの!亜梨華だけを愛してるの…。」
「じゃあ別れてその気持ち伝えたら?ヤバイ〃キスしてる写真見っけ」
「わぁお〃」
「それは出来ないょ。。。私達は別の道を歩んだの、私の気持ち伝えた所で亜梨華にとっては迷惑な話なんだょ。だから連絡もしないし、この気持ちは封印するしかないの」
「じゃあハルナって子とはどうするの?」
私はずっと一晩中考えていた
結局考えは纏まらないまま朝になり私はハルナがいる所へ帰っていった