ヒカリは自分の下半身がひどく重いことを感じ、なにが起きたのかを思い出した。
「長政が着せてくれたの…?」
「おぅ。起きたか。」
「スケベ、下着…着てないし。」
「バ…バカ言うな。俺に出来るか。」
照れている長政に背を向けさせ、ヒカリは着替えた。
「あの先生だけをやめさせる方法ってないかな。」
「この事を公表すれば良いんだって。」
「だから、そんな事したら私がレイプされたって事もバレちゃうってば。」
「そこは上手くやってやるよ。」
ヒカリは着替え終わり長政が腰掛けているベッドの隣に座った。
「うまく?」
「上手く。」
ヒカリは我に返り、長政の後を追って教室に戻った。
「何やってたの?」
長政が不思議そうに聞いてくる。
「え、ううん。」
長政はヒカリの眼差しに少し見入ってしまった。