ある日、仕事場の飲み会に誘われて、僕も悦子も参加させられた。
居酒屋で周りの皆と飲んでるにつれ2人の距離が近づいていった。
『こうして改めて会話するの初めてですよね』と悦子から声をかけられた。「そうだよね。お互いに声かけなかったし」と返事をした。『翼サン(僕)の携帯番号やアドレス教えて下さいよ!』そんな話をし、交換しあった。
次の日から、会社が終わってからメールをするようになった。
悦子『私、翼サンより歳が上なんだよね』
翼「25歳、幾つ?」
『今度29になる』4つ年上だった。「じゃあ、敬語使うの止そうよ」そんなやり取りを毎日してた。