裕之の涼子への性的興味は孝行、涼子夫婦の悩みだった。
夫の孝行が腹を割って話をし、彼らはある結論を出した。
「裕之、母さんは父さんのものだ。オマエとは母子なんだから、一線は引いてもらう」
裕之は悪びれてうなづいた。
「仕方なくこれからオマエにある程度許すが、父さんの監視のもとでだ」
「あなた…」
本当にこんなことを許していいのか…
涼子は不安げだった。
「キスはダメだぞ。それから、父さんはずっと母さんの側で母さんを守ってる…いいな?」
裕之は涼子の体に覆い被さって、形のよい胸を触り始めた。
涼子は不安そうな目を夫に向けた。
孝行は心配するなとうなづいて、涼子の手を握ってやった。
裕之の息遣いが涼子の胸に這う。
涼子は孝行の手を握り返した。
(はぁ…)
裕之の熱いため息…
乳首を舌がテロテロと転がした。
(あなた…)
潤んでくる涼子の目…
時々妻がギュッと手を強く握るのは、彼女の敏感な反応を表していた…
テロ…テロテロテロテロ
切なそうに夫を見つめている…