(…んもう、お母さんに言いつけてやる…)
そう言って拗ねた真弓はもう一度孝行の胸に額を付けて甘えた。
涼子に言いつけることができるはずないと言うのは孝行にもわかっていた。
孝行は温かい抱擁で応えた。
(お父さん…)
(んん?…)
(…男の人は…大丈夫なの?)
(ん?…何が?)
(気持ちよくならなくても…平気?)
実は…もう孝行の下着はグズグズになっていた…
(アハハ…真弓が気持ちよくなってくれれば、それでいいんだよ)
真弓は父親の胸から戻った。
(無理してない…?)
股間にチラッと視線を落とす娘…
(…ん、だって…お前にそんなこと…)
(そんなこと…って…?私じゃできないこと…?)
澄んだ愛くるしい瞳に孝行は取り乱した。
真弓をまた抱き締め、汚れを知らない美しい手を握って、股間に押しつけた!
(ハアアア…真弓…真弓…)
(…どうしたら…)
(いいんだ…そのまま触ってくれたら…ハア…ハア…)
ぎこちない指先が形をなぞるように這っている…
一旦鎮まり始めていた孝行のものは、アッと言う間にたぎった。