(…すごい……)
焦れったいが強烈に甘い愛撫…慣れない手付きがかえって孝行を興奮させた。
我慢しきれず、孝行はチャックを下ろした。
(こんなもの…見ても平気か?)
真弓は恥ずかしそうに笑った。耳まで赤くして、うなづいた。
孝行はいきり立ったものを取り出した。
真弓はまっすぐ見つめた。
昔一緒にお風呂に入った時とはかなり違っていた。
(握って…動かしてくれるか?)
言われた通り…真弓は父親の男根を握った。
遠慮がちに柔らかく握るのが、たまらなかった。
(ハアァァァァ…)
ため息が漏れてしまう…
娘は、そんな父親の表情をマジマジと見つめながら、恐らく始めて経験する愛撫を始めた…
(こんなこと…初めてだろ?)
(ウン…雑誌で見たことしか…)
蜜がタラタラと溢れた…
(こんなに…なるんだ…)
(あぁ…真弓…)
孝行は恍惚に包まれる…
(触ってるだけで…気持ちいいの?)
(あぁ…そうだよ…)
切なくなってくる…
真弓は先端に中指を当て、糸を引く様を珍しそうに眺めた。そして、円を描くように蜜を塗り始めた。