僕が『性』と云うのに目覚めたのは、小学6年生ぐらいの頃だった。
父親の書斎から、エッチなビデオを見つけた。裸の男女が何かをしている。最初はなんとも思わなかった。
しかし、女性の方はとても気持ちがよさそうだった。いや、気持ちいいのだ。それと同時に、僕のペニスがたっていることもわかった。
ピュッと、白い液体がでた。これは精液だ。保健の時に習った気がする。
それと同時に、ビデオの男性も液体を出した。それも、女性の股の中に。そこでビデオは終わった。
2週間後。
あのビデオから、僕の世界は変わった。
一番変わったのは、母親を見る目だ。
母も女性なのだ。あのビデオの女性と同じだ。
やはり、あのビデオと同じことをやれば、母も気持ちよくなれるのだろうか。そして、嬉しいのだろうか。
母はよく、『キレイ』と言われる。
今まではじっくりと見ることは無かったが、確かにキレイだ。
顔は小顔で頬はピンク色をしている。その他は白く、目立つようなシワはない。目は二重だがそんなに大きいわけでもなく、唇も細い。そして、母はいつもポニーテールをしているため、僕はその下に見えるうなじが大好きだった。