『春希、遊んでやるからこっちおいで』
『きょういちくん、何してあそぶの?』
『ゲームだよ』
『げーむ?』
『そう。俺達のゲーム…』
そう言って堪えるように口端を上げた恭一に
幼いながら少し恐怖したのを覚えてる。
『さぁ、
始めようか』
思えばアレが全部の始まりだった…