心臓の高鳴りと共に私の頭は混乱していた
ゆっくりとドアノブを回すと中へ入る
「あッあぁ あッ あっん」
「ハァ ハァ…でるぞッ」
男はハルナを後ろから攻めたてていた
見た事ない顔
男は私の存在に気付き動きを止めこっちを見た
「やぁん、シュウやめないで‥」
ハルナは土下座するような形でいたが顔をあげた
ハルナは驚いた様子ですぐ体を隠すために枕を手にとって腕にかかえた
男もパンツをはき服をきて帰るしたくをするとそのまま部屋を出ていった
「どうしてッ‥ぅぐ」悔しさのあまりに涙が零れ落ちた
「何でょ?私達うまく行ってると思ってたのに‥それに誓ったょね? なのにこんなのって…ないょ」
指輪を抜き取りハルナ目掛けて投げ付けた
そしてそのまま私は部屋を出て行った
(ハルナのバカバカバカ)それだけが私の頭の中で繰り返し響いていた
その瞬間眩い光りが私を包み込む
気付いた時には遅く頭からは血を流しアスファルトの上で私は意識を失った
「おぃ大丈夫か?ねぇちゃん!誰か!早く救急車を呼んでくれ!」