ついに背を向けて真斗は扉の前に。
「じゃあ…また…。」
「待ってよ!人の話も聞いてよ!」
思わず抱き付いた。
「かた…お…か…?」
「わっ…私だって…好きな人の部活のマネやりたかった…。」
「私…も…真斗が……好き。」
真斗がこちらを向く。
「真斗のお願い…叶えて欲しいのは私だったの。」
正面でギュって抱き締めてくれた。
「片岡…」
真斗の顔が近付いて口に触れる。
離れては、またキスをする。
真斗の舌が入ってくる。
くちゅ…
いやらしい水音が部室に響く。