ドアを開けると中は畳の和室だった。
部屋の真ん中には机が一つ置いてあり、4人の少女達がくつろいでいた。
「あっ、来たわ。新人よ。」
そう言って1人の少女が真由美の方へと歩いて来た。
皆スクール水着ではなく、上下に分かれているピチッとした黒いスパッツ、下はひざまでの長さのスパッツで、上は袖が腕くらいの長さの半袖、丈は腹部を全て覆うよう、パンツに届くくらいの長さのスパッツを着ていた。
ゴーグルも着けていないし、黒い長手袋、黒ブーツも履いていない。
「あなた達は…スクール水着じゃないの?」
と真由美は訊いた。
「スクール水着は戦闘服。
このスーツはこの軍団の制服というか、普段着よ。」
とその少女が答えた。
そして続けて言った。
「あたしは宮田真美。
この隊の兵長よ。
あなたの事は聞いてるわ。
あたしと同い年なのね。」
真美の身体は真由美の身体とよく似ている。
Bカップでお尻が小さい。
制服であるピチピチのスパッツを着ているせいか、スタイルの良い身体がより一層引き立って見える。
それに兵長だけあって、真由美と同様明るく、しっかり者のような顔つきをしていた。
ふと真美の股間辺りに目をやると、黒光っているスパッツに、マンコの形が浮かびあがっていた。
「さ、入って入って。
さっそく戦闘服と制服を渡すから。」
そう言って真美はタンスの中をあさりだした。
「あった。これだわ。
戦闘服のスクール水着よ。バスルームで試着してきて。」
真美はスクール水着とゴーグル、長手袋、ブーツを真由美に手渡した。
真由美はバスルームに入るとマスクを外した。
長い時間覆われていた目と鼻はとてつもない開放感を感じた。
そしてウェットスーツを脱いだ。
普段は中にスクール水着やビキニなどを着るのだが忘れてしまって、この日は直にウェットスーツを着ていた。
真由美は素っ裸になった。
そしてスクール水着を着用した。
真由美のスクール水着はとても似合っていた。
黒光りしたスクール水着、肩紐の部分は白である。
そして黒のラバーブーツを履いた。
黒の長手袋をハメた。
そして、無色のゴーグルを着けた。
そして鏡の前に立った。
するとそこには、今まで以上にりりしく、自分自身に惚れてしまうほどカッコいい自分がいた。