「はぁ!はぁ!この!この!」
しぶきが散るほどの結合だった!
「あなたぁ!あひぃ!たまんない!感じる!感じちゃうう!」
グビュグビュグビュグビュ!
猛烈なピストン!
「あっは!あっは!すごい!すごい!…ッイク、イッぢゃううう〜!ヒイィィ!」
圧倒されるほど取り乱した父と母…
激しい言葉のやりとりは絶叫して突然止まった!
硬直しながら…ブルブル震える男と女…
裕之の胸は激しく動悸を打っていた…
涙や唾液、汗でグショグショの涼子は放心状態だった。
シャワーを浴びる涼子…
リビングにはおとなしくうなだれる裕之と、乾きかけた汗を拭う孝行…
「母さんは…美人だろ?」
穏やかな問い掛けにむしろ驚いた裕之…
「お前にとっては…たまらないんだろうな。」
「……」
「どうして黙ってる…お前を殴ったりはしないぞ」
裕之はやっとのことで苦笑した。
「避妊だけはしろ…これだけは破ったらただじゃ済まさない」
(…許して…くれるの?)
これに返事をする訳にはいかない孝行…