涼子の手は…だんだん息子の体に巻き付き始めた…
舌が…絡み合ってきた…
ハア……ハア…ハアハア…
ディープキスに入った二人を、父と娘はジッと見ていた…
(母さん大好き…母さん大好き…)
うわ言のように繰り返す裕之…
(ヒロユキ…ハアハアハア)
母親の髪の毛がほつれる…
兄は、胸の膨らみを愛しそうに揉む。
孝行は見るに耐えない光景なのに、強烈に股間が疼いてくるのを感じていた。
真弓の方も握った手に力が入り、汗ばんできた。
母親のスカートに手を侵入させる兄…
すごい…ホントなんだ…
パンティの中に入れた手をいやらしく掻き回す。
(あ〜…裕之ぃ…)
遠慮した小さな声は切ないため息まじりだった。
ヌヂュ…ヌヂュ…
イヤラシイ音…
孝行は二人を睨むように見つめながら、娘の後ろから腕を回した。
(カアサン…ヌレテル…)
耳元に熱いため息を感じる真弓。
お父さんが…興奮してる…
(アア…)
そのため息が…真弓を妙に刺激した…
(コウフン…シテルノ?…オトウサン…)
孝行はあくまでも二人を睨みながら、娘の胸を揉み始めた…