すると美歌一等兵と真紀二等兵が話に入ってきた。
「なんの話してるんですか〜?兵長〜」
真紀二等兵がそう言うと美歌一等兵は
「気絶したときの話してましたでしょー。
ちゃんと聞いてたんですから。」
面倒臭そうな二人である。
美歌が続けて言った。
「私は9回の出撃のうち8回死んだわ。」
すると真紀が驚いて
「ウソ、美歌死にすぎ…。
私は8回中5回よ。」
どちらもタメ口な所を見ると、同い年なのであろう。
そして2人は言った。
「で、兵長は何回なんですか〜?」
「な、何がよ!」
「何って、分かってるでしょう?
気絶した数ですよ。」
真美は渋々言った。
「17回よ…」
「えッ!?多ッ!
何回中ですか!?」
「26回中…」
「す、すごい…。
さすが兵長…。」
2人は呆然と言った。
そしてまた
「それで、肝心のアレは何回なんですか?」「何よ?」
「死体狩りにあった数ですよ!」
すると真美はうつむきながら
「……11回。」
といった。
「キャー!さすが兵長!」
「さ!さすがってどういうことよ!」
「だって、それだけたくさん犯されるってことは身体つきがエロいからでしょう?」
「そ…そうなの?」
「それはそうですよ。
私なんかまだ一回も犯されたことないんですよ!」
と美歌が言った。
「あ、あんたまだ処女!?
私でも1回あるのに!」
と真紀が言った。
「本当に!?どんな感じだった?
だいたい気絶してるときなのになんで犯されたって分かるの?」
「起きたとき何となく分かるわ。
ねえ、それより…」
すると真紀は急に声を下げて言った
「美奈子上等兵は…何回なの?」
すると美歌が
「分かんない…。
あの人全く喋らないからね…
顔も身体もピカイチなのに。」
すると真美は
「確かに…でもあの子は18回出撃してるはずよ。
そういえばあの子、戦闘の度に死んでる所を見るわ」
「え〜!まさか毎回死亡してるんですか!?」
「ええ、それに帰ってくる度にスク水が汚れてるわ」
「ということは…毎回死亡して毎回犯されてるってことですか?」
「あくまで憶測よ。
あまり信じないでね。」