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独り占め No.17

なまり  2009-02-02投稿
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気がつくと俺はベッドで
誰かに抱き締められながら寝ていた。

顔が見えない…

てか、何…この状況!?
ここ何処!?

「…ん…隼…。起きた?」

あれ?この声…
「ぇ、うん。…ノリ?」

「何?どうした?」

「どうしたじゃなくて……
何で俺がノリの部屋で寝てんの?…しかもノリと一緒に。」

「あ〜…やっぱり覚えてないかぁ。かなり飛んでたもんなぁ…。隼……何処まで覚えてる?」

「何処までって……。
朝練で倒れて、保健室行っ…て……ぇっと…………」

「いいから次!」

「…ぅっ……ノリが来て、
屋じょッ………て、アア゙!!」

……あり得ない。

「そうそう。隼ったらヤり終わった後もしばらく飛んでてさ、俺の腕掴んで離れなかったんだから。」

「な…!!!……俺………。」

「それで仕方なく俺の家に連れて来たんだぜ?」

「ぁ…ぁ、アリエネーー!!」

「何言ってんの?
ついでに言うと俺ら恋人だし。」

「!!!!!?????」

「隼さぁ…ヤってるときに何回も『ノリ、好き』とか『ノリの物になる』とかさ熱烈な告白してくれたでしょ。」

「ま、待って!!!
覚えてないっ!!!」

「俺その時に『後で撤回はさせねぇ』って言ってたし…」

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