今日は身体測定の日だ
高2の優衣は憂鬱になった。私立の山奥のお嬢様学校なので年に一回の身体測定は一日がかりでやる。
(体重増えてたらやだなぁ…)
高校生らしい悩みを抱えつつ体操服に着替える。
身長→座高→体重→胸囲→視力→聴力
という流れだが、今年から内科検診も同時にやることになった。
身長の低い優衣は友だちの身長をうらやましく思った。
体重は去年と変わらず
ひと安心した。
「胸囲測定するので体操服を脱いで下着を外してください」
係りの生徒が指示する。優衣も体操服を脱ぎピンクのブラを外した。
特別大きいわけではないが形が整ったきれいな胸が現れた。
となりの亜紀が
「優衣のおっぱい超きれー!!」
と大きな声で言われ、優衣は恥ずかしくなり手で隠した。
順番がまわってきて、優衣が呼ばれた。
(うそっ!?女の先生じゃなくて生徒指導の鬼頭なの!?)
中では45歳の中年教師がメジャーを出し入れしていた。
手で胸を隠している優衣に鬼頭が叫んだ。
「手をどけろ!気をつけっ!!」
優衣は怒鳴られた声にビクッとしながら、両手を下ろした。
羞恥心が一気に高まり、下を向いて顔が赤くなるのが自分でもわかった。
鬼頭がメジャーを回すときわざと抱きつくように密着した。
桜色の小さな乳首にメジャーが擦れた。
「んっ…」
とっさに漏れた優衣の声を鬼頭は聞き逃さなかった。
「なんだ?感じとるのかぁ?乳首が立っとるぞ」
乳首をつまみながら、
鬼頭はうつむく優衣を下からのぞき込んだ。