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妹と……

ヒデ  2009-02-16投稿
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 朝。電車が走る音が辺りに響く。

「ったく。っるせなぁ」

重い瞼を手でこすり、無理矢理、目を覚ます。

 彼は青葉 薫(アオバカオル)。今年、17歳になった高校二年生である。

 彼の家は目の前に駅があり朝5時頃から電車特有の揺れる様な音が響く。

 そのせいで彼はいつも早朝、朝早くに起きていた。
「ふわぁ」

 カオルは低く、透き通り、耳に残る様な声を発する。欠伸である。

 低血圧だからか、暫くぼーっとしているとカオルは下半身に、押さえ込まれる様な痛みを感じた。

(あ〜、昨日の女とヤり損ねたせいで今日は酷く元気だな俺の下半身……)

 下半身を隠していた毛布を剥ぎ取ると、デニムの股間部が膨れていた。

 カオルは仕方がない、と思いながら自分のモノに手を伸ばした。その時であった。

 コンコンッと扉をノックする音が聞こえた。

 カオルは急いで下半身に毛布をかける。

「お兄ちゃん?起きてる?」

 声の主はカオルの妹であった。妹の真理(マリ)は、カオルの四つ下で中学二年生である。

(真理の奴、いつもなら7時ぐらいに起きんのになんで今日は、んな、はえーんだ?)

 焦りを感じ、いきり立った自分の股間を気にしながらカオルは口を開いた。

「あっ、あぁ。起きてんぞ?」

「入る…よ?」

「ん、あぁ」

 カオルが返事をすると真理はノブを回し、入ってきた。

「っ!?おまっ!」

 真理が入ってきた瞬間、カオルは目を見開いた。何故なら真理の格好がいつもと異なる、いびつなものだったからだ。

 ピンクのブラジャーとパンティーに黒のニーハイソックス。

 この時間、いつもであれば、熊や、猫のパジャマである。

 しかし、今現在、どうだろうか?小さくなく大きくもない形の良い胸。曲線美と言える脇からスラッと締まる腰。そしてハートを逆さにしたような真ん丸なお尻。折れそうな程細い腕にスーっと伸びた脚。それら全てを映えさせ、美しくする白い肌。いつもの子供っぽさが微塵も感じられない。

(真理ってこんなに色っぽかったか?)

 カオルは自然と真理の身体を見ながら熱く、血液を集めるあそこを生地の上から摩っていた。

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