「ん…っ、は…」
ぴったりと抱き寄せられた身体が熱くなる。
キスだけで、奥底が疼き始める。
嫌で堪らないのに毎日快感に馴らされた身体が悦びに震えている。
手の甲がネグリジェの上を這い、二つの豊かな膨らみへと向かう。
「お義父さま…」
唇から首筋へ…舐められ、甘い吐息が漏れる。
「伊織、愛している。お前は私の全てだ」
陽介の両手は自在に蠢きネグリジェはたくし上げられ…眩しいくらい白い太ももが露になる。
「あ……いゃ…」
爪先から足の付け根までスウッと指が伝う。
10回程繰り返された時にはもう、息が荒くなっていた。
(駄目…気持ちいぃっ)
激しく口づけを交わしながら腰を浮かせてしまう…屈辱を感じている伊織の目が陽介に被虐的な快楽を与えてくれる。
「気持ちいいか…?ほら…淫乱なやつめ。母親以上だな」
柔らかな愛撫からいきなり乳房を鷲掴みにすると重さを確かめるように揺さぶる。
乱暴にブラを上にあげると圧迫された乳首が顔をだした。
陽介は唾液で濡らした人差し指と中指でそれを挟み、軽く引っ張っる。
「あっ…はあっ…」
恥ずかしい声。
もっともっとと求めるような、甘くねだる声。
強く挟んだまま膨らんだ乳首を、尖らせた舌がつつくように舐め始める。
「あーっ!ああっ」
乳首を虐めながらもうひとつの手が滑り下り透けてしまったパンティの上をなぞりあげた。
「びっしょりだな…はしたない娘だ」
「ごめんなさい、ああっ…赦して…」
濡れたパンティの脇からスルリと指が入り込む。
そこは暖かい沼のようにぬめり、じゅぷりとイヤらしい音をたてた。
「ひぁ…ふっ…」
乳首と秘部への攻撃に堪らず叫ぶ。恥ずかしさのあまり、肌がほんのりと染まっている。仰向けに転がった伊織の姿は裸より一層淫らだった。
ゆっくり…ゆっくり、太い指が出し挿れされる。
そのじれったさと快感で伊織はおかしくなりそうだった。
(気持ちいいっ…溶けちゃいそう…いやよ…清香、助けて…)
僅かな理性と清香の面影は、太い二本の指が入れられた瞬間、儚く消えてしまった…。