震える快感。
下半身が甘い麻痺に包まれる。
あと数回繰り返されたら簡単に絶頂を迎えるだろう。
「まだイくな」
「はっ…ぁ…駄目です、イっちゃ…うっ」
恥ずかしい言葉に唇を噛む…がニュッと入ってはゆっくり引き抜かれる二本の指の感触が堪らない…もっと奥まで入れて欲しい。
指じゃなく、太く熱いものが欲しい!
だが陽介は残酷に笑いながら指を引き抜いた。
そのショックに伊織は身体をくねらせ、思わず陽介の腕にすがりつく。
「…お義父さまぁ…いやぁ…お願い、お願いぃ」
陽介はにやりと笑って伊織を仰向けに突き倒し…代わりにびしょ濡れの指を尖りきった肉芽に当て、触れるか触れないか程度に軽く優しく擦った。
その激しい快感に伊織の瞳から涙が零れる。
「あああっ…んぁっ…ゃぁっ…」
言葉にならない喘ぎ。
びりびり痺れる快感、もどかしい触れ方にもはや苦痛に近い悦楽だった。
イキそうになる度に絶妙なタイミングで指を止められてしまう。
さらに陽介は秘部に顔を近づけると舌を矢のように尖らせ丁寧に舐め始める。
ぴちゃっ…ぴちゅ…
「はあああっ…お義父さま、もう駄目ぇ…イカせて…」
じっくりと味わうように肉芽を口に含み舌先で優しくなぶる。
伊織はその動きに合わせるように腰をくねらせる…全身は汗でぬめり、意識が遠退く。
気持ちよくて陽介の触れた部分すべてが性感体となっていく。
(もうだめぇ…変になる…イキたいぃっ…)
と、ふと陽介の動きが止まり…指とは違う熱いもので肉芽を擦られた。
陽介は突き刺したい衝動を抑え肉棒でなぶり続ける。
ようやく入れて貰えると安堵した伊織は再び泣き出した。
意地の悪い行為は続き、伊織はとうとう懇願し、腰を振った。
「お義父さまぁ…来て…もう伊織我慢できないのぉ…っ」
が、肉棒は焦らすように秘部を擦り…鬼頭だけを沈める。
なんの抵抗もなく飲み込む秘部はニュルっと妙な音をたてた。