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昼下がりの宅配便…(2)

涼太  2009-04-30投稿
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夫がシンガポールに単身赴任赴任してもう一年半になる。子供は居ない。生活費は夫の会社から口座振替で毎月振込みがあり、極端に生活費に困ることはない。
従って、勤めに出るつもりもない。
親友の博子とダベリ、ブックセンターに行き、小一時間の立ち読みを楽しみ、お決まりの食材の買い込み、火曜日と水曜日の二日は夫が会員のスポーツジムに通う…一週間が同じサイクルで過ぎていく。………
セックスは好きな方である。夫がシンガポールへ
いよいよ発つ日が二週間後に迫った時、夫の発案に自分も賛同して…二週間、毎日セックスを続けた。…子供が欲しいこともあり、毎回のセックスに避妊の必要もなかった。夫は35歳で体力もあり一晩のセックスは三回程の射精をするのがパターンであり、それが終わるとはばかることなく大イビキを掻きながら文字通り、「爆睡」をするのである。健康的と言えば健康的である。
私はといえば、結婚も遅く、まだ妊娠の兆候もなく両家の親族からは、子供はまだか、まだか と顔を合わす度に、事あるごとに冷やかされ続けている。…本屋での立ち読みは殆どが出産、食事、妊娠しやすいセックスに関する書籍である。
…そこでの自分で得た知識を実践すべく、夫が高イビキで眠る横で、避妊もせずに夫が放った精子を一滴も逃がすまいとして、深く正常位で射精してなお挿入したまま10分程はしっかりと抱き合ったまま…夫が完全に萎えるまで過ごすのである。
…腰に枕を宛てがい、陰部を上に向けるイメージで脚をM字に立てたまま…眠るのである。
夫の放った精子が…ドロンと膣口から流れ出し、蟻のトワタリを経てアナルまで伝わって行く生暖かい感触…けだるいが心地いい疲労感に、それを綺麗に拭うのも面倒臭く……朝まで眠ることもしばしばである。
………結論から言うと、自分ら夫婦のセックスは単なる「交尾」であり、快感とか絶頂感、悦楽、卑猥、淫ら…などとは縁のない営みであり、自分もそれ以上を求め、欲することもなかった。
何年も納得をして来たのである。…………
…ところがである。……
(つづく)

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