亮輔は17歳の夏休みに親戚の中古車販売店でアルバイトをすることになった。亮輔が展示場の車を洗車していると女性従業員がやってきた。『君が中村さんの従兄弟の亮輔君ね。暑いでしょ。ちょっと休憩したら。』女性従業員は亮輔を事務所へ連れて行った。『亮輔君は高校2年生だって。夏休みなのに頑張るんだね。』冷たいお茶をコップに注ぎながら話しかけてきた。『私は山口好美。登録とか保険をしてるの。よろしくね。』
『はい。こちらこそよろしくお願いします。』
山口好美は入社して3年目の23歳。身長は160センチぐらいで胸が大きくスタイルがいい綺麗な女性で気軽に話しが出来る人だった。
アルバイトを始めて1ヵ月が過ぎようとしていたある日、亮輔がアルバイトを終えて帰ろとしていると激しい豪雨になっていた。しばらく外を見ていると山口さんがやってきて『亮輔君。凄い雨だね。家まで送って行ってあげるよ。亮輔君の家は私と同じ方面だから。』
亮輔は山口さんの車に乗り送ってもらう事になった。もうすぐ家につくという時に亮輔はある決心をしていた。
『ねぇ。山口さん。あっあっあのう。お願いがあるんだけど…。』
亮輔は緊張してなかなか話そうとしている事を言えなかった。
『亮輔君どうしたの。』
山口さんは車を路肩に停めて亮輔が何か話そうとしている事を聞こうとした。
『あっあっあのう。僕を男にして下さい。お願いします。』
『えっ。男って。』
『つまり…。その…。』
『えっ…。』
しばらく車の中で沈黙が続いた。亮輔の友達はみんな夏休みにセックスを体験していてその話しで一人取り残されていたのだった。
『山口さん。ごめんなさい。無理な事を言って。』
『亮輔君とならいいよ。私でよければ。優しくしてよね。』